10年悩んだニキビ肌を0円で治した話②
前回の記事の続きです。
自己調整に取り組むうえで陥る勘違いや、
それを防ぐための考え方と行動についてのお話でしたね。
Contents
【ワナ1:ストレス解消で身体を痛めつけている】
ストレス解消だと思ってやっていたことが、
実は逆に身体を痛めつけている、ということがあります。
- 甘いものをたくさん食べる
- 毎晩のようにお酒を大量に飲む
- 夜遅くまでネットサーフィンをする
皆さんも一つは心当たりがあるかもしれませんね。
かくいう私も、甘いものが大好きです(笑)
本人からすれば、これらの行動は
「スッキリする」と本気で思ってやっているので、
無意識のうちに「習慣」として定着しているのです。
【身体を苦しめている習慣を把握する】
まずは、自分が身体にダメージを与えている習慣を、
思いつく限り書き出してみましょう。
なかなか思いつかないという方は、
「身体に悪いと分かっているのに、なかなか止められないこと」
を挙げてみるのもよいですね。
私の場合は、前回の記事にも書きましたが、
仕事のストレスと、抗生物質の長期服用で
胃腸の状態がかなり悪化していたため、
主に「食生活」から改善をしていくことになりました。
実際に私が体質改善のため漢方医の先生に診てもらった時の、
「注意すべき食生活」の一覧がこちらです。

いかがでしょうか?
きっと、「こんなに厳しいの!!?」と思われたのではないでしょうか。
大丈夫です。私も全く同じことを思いましたから(笑)
【ワナ2:複数の対策を一度にやろうとする】
この一覧を、「こんなに厳しいの!!?」と思われたのには、
明確な理由があります。
それは、
「全部できないとダメ」
「全部いっぺんに取り組まないとダメ」
と思ったからではないでしょうか?
確かに、全部コンプリート出来れば理想なのでしょうが、
最初から全部を取り組める人間は、そうそういません。
一時的なら全部できるとしても、
それをずっと継続し続けるなど不可能でしょう。
ですから、ここで本ブログでも紹介しているメソッド
の出番です。
つまり、「できそうな項目から、1個ずつ取り組む」ということです。
一つずつ取り組んだ方が良い理由が、2つあります。
- どの方法が効果的か把握しやすくなる
- 単純に取り組むハードルが下がるので、継続しやすい
これに尽きますね。
どんなに効果的な方法であったとしても、
継続しなければ意味がないですよね。
私の場合は、上の一覧表のうち、
一番簡単でコストかからず調理の工夫もいらない、
「よく噛んで食べる」
そして、血糖値の急激な上昇を抑えるため、
「野菜と汁物を先に食べる」
の2つだけに絞って実践することにしたのです。
これだけなら、できそうな気がしませんか?
「よく噛む」「野菜と汁物を先に食べる」だけを徹底して、
約1年が経過した顔の状態が、こちらです。

完治とは言えませんが、全然違いますよね。
高価な化粧品を使ったわけでも、エステに通ってもいません。
繰り返しますが、実践したのは、
「よく噛む」「野菜と汁物を先に食べる」
の2つだけです。
何かを習慣にするためには、
●簡単なことを継続する
ことが一番の近道なのです。
【ワナ3:調子が必ず良くなると期待してしまう】
普通に生活をしていれば、
・お仕事が繁忙期のときは、睡眠時間がどうしても短くなる
・子供が小さいので、自分がリラックスできる時間を作れない
といったように、自分の意志とは関係なく、
体調悪化につながる要因はどうしても起こります。
そのため、一覧表の内容を実践している中でも、
一時的に調子が悪くなることは絶対にあると考えた方が健全です。
つまり、
「取り組む以上は上り調子じゃなければならない!」
などと期待するのは、そもそも間違いだということです。
何かを習慣にするためには、
●完璧主義を手放す
ことも近道なのです。
【自分の身体で気軽に実験しよう】
なにより、一つ一つの対策が自分に合っているか、
あるいは効果があるのかないのか、
やってみないと分からないものです。
「実験する」くらいの気持ちで気楽に取り組むといいですよ^^
参考までに、上の写真を撮った日から6年たった現在の私の顔は
こんな感じです。

ここまでに色んな実験をしてきましたが、
高額なものは一切使っていませんし、
一覧表にある日常の習慣をチョコッとずつ加えてきただけです。
一発でよくなる魔法なんて、ありません。
ちょこっとずつ、継続すること。
それが遠回りなようで、一番の近道になります。